[メイン] 百仮 : x4 2d6+6 #1 (2D6+6) > 5[4,1]+6 > 11 #2 (2D6+6) > 10[4,6]+6 > 16 #3 (2D6+6) > 9[5,4]+6 > 15 #4 (2D6+6) > 4[1,3]+6 > 10

[メイン] 仮置きシャン : x4 2d6+6 #1 (2D6+6) > 4[1,3]+6 > 10 #2 (2D6+6) > 11[5,6]+6 > 17 #3 (2D6+6) > 7[1,6]+6 > 13 #4 (2D6+6) > 5[3,2]+6 > 11

[メイン] GM : 準備はいいか教えろ

[メイン] ミヤコ : 教えます

[メイン] 篠原美優 : 教えちゃうぜ!

[メイン] GM : 出航だァあああ〜〜〜!!!

[メイン] 篠原美優 : しゅっこう〜〜!!!

[メイン] ミヤコ : ………………出撃!!

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : 時刻は午前0時を回り、街の明かりも消えていきます。

[メイン] GM : PC2人はそんな中でも寝ずに、あるいは眠れずに各々の時間を過ごしていることでしょう。

[メイン] GM : ところでなぜ2人はこんな夜遅くまで起きているのでしょうか。

[メイン] 篠原美優 : 「っ……はぁ〜! やっぱり、長時間潜ってると肩凝るわ〜〜!」

[メイン] 篠原美優 : ベッドから起き上がり、伸びをする
ついついと練習に入れ込みすぎた結果、時計は気軽に頂点を指して止まらない

[メイン] 篠原美優 : 「……さて」

[メイン] 篠原美優 : 理性があればここで寝る
なければ、まあ

[メイン] 篠原美優 : 「少し栄養補給したらまた潜るか!」

[メイン] 篠原美優 : この様に、一端の社会不適合人の戯言が出来上がるのであった

[メイン] 篠原美優 : そうして冷蔵庫をあさりに、精神年齢を過去に置き去りにしたかと首を捻る女は歩いて行った

[メイン] ミヤコ :

[メイン] ミヤコ : 「…………演習終了。」
かしゃん、と構えた銃を下ろす。

[メイン] ミヤコ : 近く、出動要請があまり出ていないのもあり。
通う施設のシミュレータでこうして腕の鈍るのを避けていた。

[メイン] ミヤコ : 「……さて。」

[メイン] ミヤコ : 空いた手で軽く汗を拭い、一人になった訓練場の壁時計を見上げる。
……集中していると時間がこうも早く過ぎるものか。

[メイン] ミヤコ : 「……今日はここまでにしましょう。隣人への騒音被害も良くありませんし」

[メイン] ミヤコ : ……ひとりごちてから、それを常日頃被っているのはむしろ自分の方であると気付き、軽い溜息をつく。

[メイン] ミヤコ : そのまま小さな鞄をかけ直し、無機質な足取りで部屋を後にする。

[メイン] ミヤコ :

[メイン] GM : そんな中、2人はふと違和感を感じます。
篠原美優のメールボックスには一通のDMが、ミヤコの荷物の中には見え覚えのない便箋が入っているでしょう。

[メイン] GM : 訝しみながらも内容を確認すると「☆新装開店のお知らせ☆ この度皆様のお力でリニューアルすることに成功いたしました!つきましては本日よりセールを行わせていただきます!」とのこと。

[メイン] GM : 勿論差出人には覚えがありませんし、場所も住所も店名すら書いていません。

[メイン] GM : なんのこっちゃと思いながらもその手紙を読み終えた瞬間、2人は争い難い眠気に襲われます。

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : 意識を失った2人はホットスナックの香ばしい匂いで目を覚まします。

[メイン] GM : そこはコンビニのイートインスペースのようでした。
しかし、店の看板のサメのマークはあなたたちの知識にあるコンビニではないことがわかります。

[メイン] GM : 混乱しながらも周囲の様子を確かめ、自分1人だけではないことに気がつくでしょう。

[メイン] 篠原美優 : 「ふぁぁ……」

[メイン] 篠原美優 : 「いっけね、冷蔵庫から帰る途中で寝ちまうとは……あたしも柔になったな」

[メイン] 篠原美優 : これでやりすぎ廃人の自覚はあるが、健康に近づいておいてこの言種は……いや

[メイン] 篠原美優 : 「なんだ、ここ…!?」

[メイン] 篠原美優 : 明らかに自室ではない

[メイン] 篠原美優 : 「…まーさか、再開して速攻で寝落ちしたわけでもあるまいし」

[メイン] 篠原美優 : 辺りを見渡せば、そこはコンビニ……見慣れない店舗だが、推定コンビニ メイビーコンビニ

[メイン] 篠原美優 : そして……自分より少し年下の少女もいた
些か厳つい格好ではあったが、見かけは愛らしい方だと思う

[メイン] ミヤコ : 「……………………。」

[メイン] ミヤコ : こちらに気付いた様子にぴくり、と体を震わせる。
死角を減らそうと鈍角に構えた椅子が擦れた音を立てる。

[メイン] ミヤコ : 「……どうも。」

[メイン] ミヤコ : 軽く会釈だけ送る。
……声の調子からするに、彼女がこちらへ攫ってきた……という様子ではなさそうだが。

[メイン] 篠原美優 : 「どーも〜……って、呑気に挨拶してる場合でもないんだけど…」

[メイン] 篠原美優 : 一見は怯える小動物、実際は牙を研いでいるのだろうか。動きのキレを見つつ、思考の片隅にそんな推察を浮かべ

[メイン] 篠原美優 : 「………いや、ここ本当にどこ?」

[メイン] ミヤコ : 「…………。」

[メイン] ミヤコ : 「…………もしかして、私に聞いているんですか?」

[メイン] 篠原美優 : 「……まあ、聞ける相手他にいないし」

[メイン] 篠原美優 : 適当な独り言から、変な会話がスタートしてしまった……が、一番の話題もそれしかない

[メイン] 篠原美優 : 少なくともお天気や、オススメの店とか話せる雰囲気ではないのだ 今は

[メイン] ミヤコ : ……。
……それもそうだ、と同様の結論に至る。

[メイン] ミヤコ : 周囲を見渡しながら。
「……出入口らしきものはありますね。…………このような場所で眠っているところを尻目に一人去るのも気が引けるので、観察にとどめていましたが」

[メイン] ミヤコ : このような場所なら、そう迷わないで帰れる……あるいは、適当なホテルででも一泊できるでしょう、と締め括る。
…………本来なら、私もコンビニで半額弁当でも買って帰っている時間のはずだったんですが。

[メイン] 篠原美優 : 「なるほどなるほど……」

[メイン] 篠原美優 : 聞いてみた限りによれば、この娘は随分と善良だ。やけに兵隊チックな着眼点はこの際捨て置く

[メイン] 篠原美優 : “自室に寝ていた人間がコンビニに拉致された挙句放置された” この事実と比べては 個性と言い切れるであろう

[メイン] 篠原美優 : 「さて、じゃあ。袖触り合うのも多少の縁。そっちが歳下みたいだし。お守りのお礼に送って行こうか?」

[メイン] 篠原美優 : まあ、タクシー代を出してやろうか。程度の考えなのだが……実際、真夜中に年頃で一人とは中々考えたくない展開ではあったし

[メイン] ミヤコ : 「…………。」
「…………構いません。一人で大丈夫ですので。」

[メイン] 篠原美優 : 「そー言われるとほっとけないかな。見た感じ、中高生くらいの女の子放っておくとか。大人の成り損ないとしてもアレだからネ」

[メイン] ミヤコ : 「…………。」
…………大人のなり損ない……ですか。

[メイン] ミヤコ : 「…………すみません。……苦手なんですよ、そういうの。」

[メイン] 篠原美優 : 「うぐっ……い、いかに同姓とはいえ。苦手と直球を投げられると響くぜ…」

[メイン] 篠原美優 : 「けーど、流石にここで引くと。大人気なく大人甲斐がない……ってわけで、我慢できない?」

[メイン] 篠原美優 : 最悪、タクシー代を押し付けるために住所でも聞いておきたいけど……

[メイン] ミヤコ : …………はぁ。
大きく息をついて、しぶしぶといった顔でそれに従う。

[メイン] 篠原美優 : 「あっはっは!ありがとね、ウサギちゃん!」

[メイン] ミヤコ : 「……ミヤコです。月雪ミヤコ。」

[メイン] ミヤコ : ……これだから、嫌なんです。
大人ぶって、子供と見くびって、押し付けて。……大人はみんなそうですから。

[メイン] 篠原美優 : 「あたしは篠原美優、美人で優しいと押し付けがましい名前だが、よろしく!」

[メイン] 篠原美優 : ……嫌われちゃってるな、まあ。この性格上慣れてるけど

[メイン] 篠原美優 : さて、それじゃあ…

[メイン] 篠原美優 : 居眠りをかました挙句、退店とは品がないが
生憎冷蔵庫には貯蔵がある、用事もないので外へ出ようとした所……

[メイン] 篠原美優 : 「………」

[メイン] 篠原美優 : トントン、とノックする感覚で自動ドアを小突く

[メイン] ミヤコ : 「…………どうしました?」

[メイン] 篠原美優 : 「いや、ドアが故障してるみたいでさ」

[メイン] ミヤコ : 「…………。」

[メイン] 篠原美優 : 自動ドアが開かない、センサーが死んでいるのか?

[メイン] 篠原美優 : 「……参ったね、どうしようかなウサギちゃん」

[メイン] ミヤコ : 「……ミヤコです。……とりあえず、店員の方がいらっしゃれば……」

[メイン] 篠原美優 : 「名案だね!」

[メイン] GM : レジには暇そうにしている店員が突っ立ってます。

[メイン] ミヤコ : ……無理矢理破ったりも可能だろうが、目立つのは得策ではない。……元より、ここは普通のコンビニのようですし。

[メイン] ミヤコ : きょろきょろと周囲を確認してから、目についた定員に声を掛ける。
「…………すみません。……どうも、ドアが故障しているようで」

[メイン] 砂塚 あきら : 「あ、いらっしゃいませ……当店は初めてデスか?」

[メイン] ミヤコ : 「は……?」

[メイン] 篠原美優 : 「コンビニらしくない聞き方だなオイ……高級ホテルだったり?」

[メイン] 砂塚 あきら : 「いえ……店長の趣味デス。
 何か買ってイートインで30分くらいおしゃべりしたら出られマスよ」

[メイン] 篠原美優 : 「くっ……買うのは強制かよ、資本主義の怪物め……!」

[メイン] 篠原美優 : なんて学生運動じみたごっこはさておいて

[メイン] 砂塚 あきら : 「ホットスナックいかがデスか。揚げたてデスよ。」

[メイン] ミヤコ : 「…………。」
……郷に入っては郷に従え、とは言いますが……いつからここは軟禁が許可される世界になったんでしょうか。

[メイン] ミヤコ : 「……では……そちらを。」
……まあ、実際にお腹は空いていましたし……そのくらいなら構いませんが。

[メイン] 篠原美優 : 「んじゃあ、あたしも」

[メイン] ミヤコ : 鞄から小さな機能的財布を取り出す。

[メイン] 砂塚 あきら : 「ハーイ、ふたつで20円デス」

[メイン] ミヤコ : 「…………。」

[メイン] 篠原美優 : 「やっす!」

[メイン] 砂塚 あきら : ホットショーケースから揚げた大ぶりの鶏肉を取り出すと袋に入れ、そのまま差し出した。

[メイン] 砂塚 あきら : 「店長の道楽でやってるんで、全部死ぬほど安いデスよ」

[メイン] 砂塚 あきら : 「その代わり、入店方法が特殊なんデス」

[メイン] 篠原美優 : 「特殊っつーか、拉致じゃね……?」

[メイン] ミヤコ : …………う。
……怪しげな様相に文句の一つでもつけようと思ったが、昇り立つ香りが空腹を刺激して黙らせる。

[メイン] 砂塚 あきら : 「うまい棒と同じくらいのお値段でお弁当買えるので、買い溜めしておくのもいいんじゃないデスかね」

[メイン] 篠原美優 : 「それはいいかも…? まあ、インスタントとかに手を伸ばしやすくはなるかぁ」

[メイン] ミヤコ : 「…………日持ちしませんよ」
……以前はよく"売り物でなくなった"方のお世話になっていたので。

[メイン] 篠原美優 : 「あ、それはそーか……」

[メイン] 砂塚 あきら : 「チッ」

[メイン] 篠原美優 : うわ、黒い

[メイン] ミヤコ : 「…………」
…………舌打ちしませんでした?

[メイン] 砂塚 あきら : 「ゴユックリドーゾ」

[メイン] 篠原美優 : 「ボーヨミダナー」

[メイン] ミヤコ : 「どうも……」

[メイン] ミヤコ : ……まあ、私とそう変わらないくらいの店員さんのようですし……そちらにも何か事情があるのかもしれませんが。
……購入した揚げ物を片手に、一人早足で席に戻る。

[メイン] 篠原美優 : っと、ふざけている内に置いて行かれた

[メイン] 篠原美優 : 呑気な足取りでイートインまで戻ると、ミヤコの前に座る

[メイン] ミヤコ : 「…………。」

[メイン] 篠原美優 : 「いやー、しかしこの深夜にホットスナックって中々に背徳だよね!」

[メイン] ミヤコ : 「………………あの」
…………大人は苦手だ、ってはっきり言ったの……聞いてたはず、だと思ったんですが。

[メイン] 篠原美優 : 「まーまー、言いたいことはわかるぜウサギちゃん。けど、せっかく一緒に拉致されたんだし、仲良くはしておきたいのよ!」

[メイン] 篠原美優 : …実際、なんと説明されようが。ここが怪しい場所に違いは無い。歳下の子供を心配する程度は、碌でなしもする権利があるだろう

[メイン] ミヤコ : 「…………。……まあ、それはそう……ですね。…………あと、ミヤコです」

[メイン] ミヤコ : そう言って、かぷり、とスナックに噛み付く。

[メイン] 篠原美優 : あっはっは……と苦笑いして衣を歯で砕き
チキンを味わうことにした

[メイン] 篠原美優 : 「ん〜! 味は悪く無いね!」

[メイン] ミヤコ : もくもくと頬張りながらそれに頷く。

[メイン] ミヤコ : 「………………仲良く、と言いましても。具体案は」

[メイン] 篠原美優 : 「ん〜、具体的な友情か〜……哲学かな?」

[メイン] 篠原美優 : まあ、そういう話では無いのだろうが……

[メイン] 篠原美優 : 「ま、楽しくお喋りとか、自分の事話すとかそんな塩梅でいいんじゃないかな〜」

[メイン] ミヤコ : 冗談っ気の強い人ですね。
……にしても、こんな冗談めかした口調、どこかで聞いたことがあるような……ないような……

[メイン] 篠原美優 : 「おや、どうしたんだいウサギちゃん」

[メイン] 篠原美優 : 何か、引き出そうとしている様子だが……
そういえば、若干こちらも覚えがある様な…?

[メイン] ミヤコ : 「…………いえ、なんでもありません。……自分のこと、ですか」
「…………初対面の大人の方に、あまり話せるようなこともありませんが……今日は少し、そうですね……補修授業、と言えばいいのか」

[メイン] 篠原美優 : 「意外だね、劣等生って感じには見えないし……自主的なやつ?」

[メイン] ミヤコ : 「……まあ、そんなところですね。…………」
少し悩む素振りを見せて。

[メイン] ミヤコ : 「…………言ってしまえば、射撃系のゲームです。……実せ……反射神経を鍛えるための」

[メイン] 篠原美優 : 「ほおほお……GGOみたいな?」

[メイン] ミヤコ : 「……!」
ぴくん、と耳を揺らす。

[メイン] 篠原美優 : まあ、普段はALOやってるけど。知り合いの……そーいえば、あやつもウサギっぽいな

[メイン] 篠原美優 : と、そういえばもう一人ウサギがいた様な…

[メイン] 篠原美優 : 「その様子見るに、ウサギちゃんもやってんの〜?いいね!久しぶりにリアルでやってる娘に会ったよ!」

[メイン] 篠原美優 : 実際、あまり表で公言できるゲームでは無いし。丁度いい

[メイン] ミヤコ : 「…………いえ、その……や、やっている……というほどでは……」

[メイン] 篠原美優 : 「動画勢? 配信とかもあっていいよね〜って事は、あたしもそこで見てるかも?」

[メイン] ミヤコ : 「……美優さんも、されていたんですか……?……その口振りだと、腕が立つプレイヤーのような……」
おそるおそる、といった感じで探りを入れる。

[メイン] 篠原美優 : 「ん〜……ま、一緒に誘拐された縁で明かすか!」

[メイン] ミヤコ : 「……私も最初は良かったんですが、最近は私より小さいくらいの金髪の少女にすらいつも負けてしまう始末で……その、よかったら、うまく立ち回る方法を……」

[メイン] ミヤコ : 「……?」

[メイン] 篠原美優 : 「遠くもないし、近いんだからそのまま聞いておくれ!」

[メイン] 篠原美優 : 「あたしのもう一個の名前はフカ次郎! 右太と左子を担いで爆弾をばら撒くフカ次郎だ!」

[メイン] ミヤコ : 「……はぁ、フカ次郎……さん……」

[メイン] ミヤコ : 「……へっ」

[メイン] 篠原美優 : 「そ、フカ次郎。アバターはコレね」

[メイン] フカ次郎 : スイッとスクショが投影される

[メイン] ミヤコ : 「…………。」

[メイン] フカ次郎 : 金髪の髪をナイフを兼ねたカンザシで止め
緑のヘルメットと防弾器具を身につけた小さな少女が映る

[メイン] ミヤコ : …………えっ、えっ。

[メイン] 篠原美優 : 「どーよ、可愛いっしょ!」

[メイン] 篠原美優 : ドヤっ などと頬の隣に書かれそうな表情で美優は告げる

[メイン] 篠原美優 : 「……アレ、おーい?」

[メイン] 篠原美優 : だいじょーぶかー、などと言いつつ手を目の前で上下させる

[メイン] ミヤコ : 「…………。………………『ぴょんこ』」

[メイン] ミヤコ : 目を恥ずかしそうに下に逸らしたまま、辛うじてそれだけ発する。

[メイン] 篠原美優 : 「……そういえば、前に遊んだ時にウサギちゃんと似た雰囲気の、そんな可愛い名前の子がいた様な」

[メイン] 篠原美優 : 結構な手前だったので覚えている。
まあ、武器の相性の差もあって直接相対する事は珍しかったのだが

[メイン] ミヤコ : …………。
「…………な、な……なんで、その『フカ二郎』さんがここにいるんですか……!?」

[メイン] 篠原美優 : 「なんでかなぁ……もしかしたら、拉致されたからかもなぁ……」

[メイン] 篠原美優 : 「っていうか、やっぱりやってるじゃん!『ぴょんこ』…そうそう、一緒に遊んだ遊んだ!」

[メイン] ミヤコ : 「…………っ」
びくりとして、思わず手からホットスナックを落としかける。

[メイン] 篠原美優 : 「いやー、やっぱりウサギちゃんだね!バーチャルの世界でも、貫くとは……少し恐れいったぜ!」

[メイン] 篠原美優 : 素直に、こだわりがあるのは良いことだと思う
まあ私はペットの名前から借用しただけなのだが

[メイン] ミヤコ : 「…………す、好きなんですよ……かわいくて……」
落ち着きを繕いつつ、呼吸を落ち着けながら話す。
……コードネームを流用するわけにもいかず、飼っているウサギの名前から借りただけなのですが。

[メイン] 篠原美優 : 「うんうん、ウサギちゃんも可愛いしちょうどいいね!」

[メイン] ミヤコ : …………にしても、こんな人だったとは。
尊敬するプレイヤーと現実のあけすけな姿が混ざり、不思議な感覚を……えっ。

[メイン] ミヤコ : 「……。」

[メイン] ミヤコ : 「…………か…………っ……いえ、またそうやって揶揄って……!」

[メイン] 篠原美優 : 「からかいたいのは本当だけど、可愛いのも本当だぜ? 可愛い顔がもっと見たいから揶揄うわけだしさ〜」

[メイン] 篠原美優 : 自己評価が低いのか謙遜癖があるのか…
いずれにせよよろしくない結果を招きそうだし、崩せるなら崩しておこう

[メイン] 篠原美優 : 「綺麗な髪に、澄んだ瞳! 顔立ちも整ってるし、愛想さえ揃えば文句なしってくらいじゃん!」

[メイン] 篠原美優 : なお、15歳を口説く大学生という最悪の構図からは目を逸らす。同性なのでセーフ

[メイン] ミヤコ : 「…………っ……!!」
むうう……とスナックに顔を半分隠しながら美優を睨む。

[メイン] ミヤコ : …………それでも、ようやく少し落ち着いた様子で。
「……悪かったですね、愛想がなくて。」

[メイン] 篠原美優 : おーっと、勢いが死んだ

[メイン] 篠原美優 : と、ここは焦らず

[メイン] 篠原美優 : 「ま、今は今でも可愛いけど、違う顔も見たいってだけなのさ〜」

[メイン] 篠原美優 : 誤魔化しつつ、チキンを口に運ぶ
香辛料の香りが程よく食欲を刺激してくれる

[メイン] ミヤコ : 「…………。」
複雑な表情で同時に口に運ぶ。

[メイン] ミヤコ : 「…………美優さんはどうして、ええと……そういったゲームを?」

[メイン] ミヤコ : ……誤魔化そうとしたからか、自然と口に出ていた。
……黙っていてもよかったはずなのに。

[メイン] 篠原美優 : 「いやー、友達がピンチだっていうから始めてみたらハマってさ〜!」

[メイン] 篠原美優 : 「ま、続けてる理由は楽しいからだけど……ゲームは楽しむ物だしね〜」

[メイン] 篠原美優 : 「さかしまに聞き返すとさ、ウサギちゃんにも始めた理由とかあるの?」

[メイン] ミヤコ : …………すごい才能。

[メイン] ミヤコ : 「……あ、いえ……だから、補習……です。」
「…………私……その、部隊系の学校なので。……もっと、動き……とか、立ち回り……とか、見極めなきゃいけないって」

[メイン] 篠原美優 : 「ほうほう…って、その歳から!?」

[メイン] 篠原美優 : 「なんてゆーか。すごいなウサギちゃんは……」

[メイン] ミヤコ : 「…………ふふん」
少しだけ得意そうにする。
……実際、あんまり外に漏らすべきことではないんでしょうけど。

[メイン] ミヤコ : 「……まあ、でも……なので、羨ましかったんです。私には何が足りないのか、わからない中で……ああやって自由に、楽しそうに駆け巡るフカ次郎さんが」

[メイン] 篠原美優 : うーん、自分より歳下の同志にこう言われるのも悪い気はしないし
この娘の為になる答えを考えないと…

[メイン] ミヤコ : ぱさり、ぱさり……と、ホットスナックを包んでいた袋を丁寧に折り畳む。

[メイン] 篠原美優 : 「そうだなぁ…ウサギちゃんはさぁ、あたしみたいに暴れてみたいん? それとも、ただ気ままさがちょっと欲しいだけ?」

[メイン] ミヤコ : 「……え?」

[メイン] 篠原美優 : ここは重要だ、ハッキリさせずに答えを求めても破綻しか待ってないし……

[メイン] 篠原美優 : 「いやさ、羨ましいって言っても。そう成りたいか、成りたくないかは別じゃん?」

[メイン] 篠原美優 : あたしも授業をサボりたい時に、ついと野良猫に憧れる時はある……が

[メイン] 篠原美優 : 十数年程度の寿命に、野生という厳しい環境。そこに飛び込むのは嫌だ

[メイン] 篠原美優 : 猫が羨ましくても、猫に成りたいわけじゃない

[メイン] 篠原美優 : 「つまりは、ウサギちゃんがどう成りたいか、をハッキリさせるしかないんだわ」

[メイン] 篠原美優 : それによって言うべき事はガラッと変わるのだ

[メイン] ミヤコ : 「…………私は……」

[メイン] 篠原美優 : 「ま、これで人生変わるか……なんて、明日明後日にもわかる事じゃないし、気軽に言っちゃいなよ!you!」

[メイン] ミヤコ : 目をぱちぱちと瞬かせて、少し考え込む。
……私は、自分の信念のために……修練をしている。

[メイン] ミヤコ : ……上手くいかなくて、息苦しくて……それでも、それを重ねることが正しいことなのだと思っていた。
……だからこそ……それを楽しんでいい、だなんて──考えたこともなかった。

[メイン] ミヤコ : それを無意識のうちに羨んでいる──だなんて、考えたこともなかった。

[メイン] ミヤコ : 「──……わかりません。」

[メイン] 篠原美優 : …聞くと、食べ終えたチキンの包みを畳み

[メイン] ミヤコ : 「……その答えを出すには。」
「もっと、よく知らなければならない……と思います。──私が羨む、あなたのことを。」

[メイン] 篠原美優 : 「なーるほど…」

[メイン] 篠原美優 : 道理ではある、まあ。知りたい、などと言われれば少し気恥ずかしい気持ちもあるが

[メイン] 篠原美優 : 「悪い影響受けちゃうかもよ〜?」

[メイン] 篠原美優 : ちゃんと釘は刺しておこう、少なくともすぐ見習える大人には、まだ成れてない
まだ若いからね

[メイン] ミヤコ : ……ぐ、と露骨に少し苦い顔をする。

[メイン] ミヤコ : 「………………。……大丈夫です。悪い大人に靡くまでのつもりはありませんので。」

[メイン] 篠原美優 : 「ウサギちゃん可愛いから、我慢効かせる様に頑張るよ〜っと」

[メイン] 篠原美優 : まあ、うん。洒落にならない事はしないように戒めよう。本気で
流石にこういうタイプに手をつけたら速やかに腹でも切ろうと思う

[メイン] 篠原美優 : 「ふっふっふ……」

[メイン] ミヤコ : 「…………が、我慢なんて……別に……」
少し気恥ずかしそうに美優の方を見つめる。

[メイン] 篠原美優 : 「え」

[メイン] ミヤコ : 「え」

[メイン] 篠原美優 : いや、うん。欲望が生んだ幻聴だ
今までの失敗が我が友人よろしく変な所のネジを飛ばしたかもしれない

[メイン] ミヤコ : …………別に我慢なんてしなくとも、影響なんてされない……と言ったつもりだったのですが……ううん、何か勘違いされてしまったでしょうか……?

[メイン] 篠原美優 : 「と、とにかく要相談って事で」

[メイン] ミヤコ : 「は、はぁ……」

[メイン] 篠原美優 : 「…さて、フカ姉さんの相談室も終わって」

[メイン] 篠原美優 : 「時間も丁度いい頃合いかにゃ?」

[メイン] ミヤコ : 「…………。」
……本当に……熱中していると時間がこうも早く過ぎるものですね。

[メイン] 砂塚 あきら : 店員が腕で丸を作ってアピールしています。

[メイン] 篠原美優 : 「おーし、ウサギちゃん。お帰りにはちょうどいい頃合いみたいだぜ?」

[メイン] 篠原美優 : 残念か、嬉しいか。これ以上怪しいコンビニで話そうと思える事も今はない

[メイン] 篠原美優 : 一旦連絡先でも聞いて、今日はお家に帰すのが上策だろう……頭を冷やす目的も兼ねて

[メイン] ミヤコ : 「……はい。……別に、名残惜しいというわけではありませんが……今度会った時は、もっと教えてくださいね。……あなたのこと。」

[メイン] ミヤコ : こくんと頷いて、メールアドレスと……最近移り住んだマンション名を諳んじる。

[メイン] 篠原美優 : 「……えーっと、マンションの方。もう一回言ってくれる?」

[メイン] 篠原美優 : 何故だろうか、やけに聞き覚えがあった様な

[メイン] ミヤコ : 「……?…………はい。マンション・リリィ、305号室……」

[メイン] 篠原美優 : 「……ん、じゃあ。一旦帰ろうか」

[メイン] ミヤコ : 「はい」
再度頷きを返す。…………一旦?

[メイン] 篠原美優 : …と言うと、時間を合わせ呼んでおいたタクシーがやって来る
普通に来れる範囲にあったのか、このコンビニ

[メイン] 篠原美優 : 「さ、乗ろ」

[メイン] ミヤコ : 美優の後ろにちょこんとついて待つ。

[メイン] 砂塚 あきら : 「ありがとうございました〜」

[メイン] 篠原美優 : そうして、ドアを開きタクシーの後部座席に乗り込んで、ドライバーに頼んだ

[メイン] 篠原美優 : 「マンション・リリィまでよろしくお願いしまーす……」

[メイン] 篠原美優 : まあ、なんというか……うん、すごいね。偶然

[メイン] 篠原美優 : よもや、隣人と二人仲良く拉致されるとは…

[メイン] ミヤコ : 「…………?」
……ほんとにマンションの前まで運んでもらえるんですね。……いい人です。

[メイン] 篠原美優 : そうしてタクシーは発進した

[メイン] 篠原美優 : ミヤコの家へ……ついでに、その隣のあたしの家へも

[メイン] GM : 数分の後、マンション・リリィに到着しました。

[メイン] 篠原美優 : まず、ミヤコを降ろし 支払いを終えると自分も降りてタクシーは走って行った

[メイン] 篠原美優 : 「やーっとついたね」

[メイン] ミヤコ : 「え……あの」

[メイン] ミヤコ : 「タクシー代……というより、タクシー……その、出ちゃいましたが……」
「……あの、美優さん……ここから歩いて帰れる距離なんでしょうか……?」

[メイン] 篠原美優 : 「えーっと、取り敢えず。ウサギちゃんに家まで行けば全部わかるよ」

[メイン] ミヤコ : 「…………」

[メイン] 篠原美優 : 自分も驚いたし、この娘はもっといい反応をしてくれるだろう うん

[メイン] ミヤコ : 「…………………………あの。…………いえ、信用していないわけではない……んですが」
少し警戒する様子で身を引く。

[メイン] 篠原美優 : 「まあまあ、いいから……っていうか、多分知ったらアホらしくなる類のオチだからさ…」

[メイン] 篠原美優 : ハハハハ……と、遠い目をして笑った

[メイン] ミヤコ : …………どうしよう。……最初から全部そのつもりで、家の前まで案内させて、押し入って……なんてことが……
…………やはり、大人なんて最初から信用できたものでは……

[メイン] ミヤコ : ……念の為鞄の銃身の位置を確認してから、くるりと向きを変えて部屋の前へと歩を進める。

[メイン] ミヤコ : 「…………」
「……では、この辺りで。……今日これ以上騒いでも、隣の篠原さんのご迷惑になりますし……」

[メイン] 篠原美優 : 「そーだねー、篠原美優さんのメーワクになっちゃうかもねー」

[メイン] 篠原美優 : そう言いながら自室へ向かう

[メイン] ミヤコ : えっ。

[メイン] ミヤコ : ………………。

[メイン] ミヤコ : 「…………いっ……いやいやいや……!?」
放心状態で危うく閉まりかけた篠原さん宅の玄関扉を押さえる。

[メイン] ミヤコ : …………そりゃ、聞き覚えもあるはずですよ……!!

[メイン] 篠原美優 : 「うん、まあ。あたしもコンビニで気づいたんだよね〜」

[メイン] 篠原美優 : そりゃ見覚えあるよ、お隣さんだもの

[メイン] ミヤコ : 「…………。」

[メイン] 篠原美優 : 「いやー、想像通り可愛い反応だったよ、これから毎日見れると思うと健康になるねー あはは」

[メイン] 篠原美優 : ハハハ、まずいな。反応が怖い

[メイン] ミヤコ : ……しばらく考えたのち、そのままぴょん、と玄関に飛び入る。

[メイン] 篠原美優 : 「おっと…!?」

[メイン] ミヤコ : ゆったりと閉まる扉の前で、少し頬を膨らませて。

[メイン] ミヤコ : 「……マンションのこと教えてくれなかったお詫びに、今から教えてくださいよ。……補習授業」

[メイン] 篠原美優 : 「あ、あはは………」

[メイン] 篠原美優 : うん、やっぱりもう少し浅慮は控えるべきだったなぁ!

[メイン] 篠原美優 : いちおー、今日は片付けてはいたが……
うん、本来ならあまり見せられたものではない

[メイン] 篠原美優 : 「ええい、ままよ!観念して教えてあげるさ!」

[メイン] ミヤコ : 「……!」
にこり…と小さな笑顔を向け、私室へと入り込む。

[メイン] 篠原美優 : ドキリ、と怯んだ後

[メイン] 篠原美優 : 「…末恐ろしいにゃあ」

[メイン] 篠原美優 : 後を追うように自室へと入っていった
そこは、今は整っている部屋

[メイン] 篠原美優 : 普段はといえば、ゴミこそ無いが物がピラミッドの様に積み上げられる魔窟でもある

[メイン] 篠原美優 : それはともかく
 閑話休題

[メイン] 篠原美優 : 「さーて、悪い子のウサギちゃんが知りたい事。頑張ってフカ姉さんが答えてあげよー」

[メイン] ミヤコ : 「ううん……」
知りたいとは言ったものの、具体的に何から始めればいいのかわからないので。

[メイン] ミヤコ : 「……美優さんにとって、好き、とか、楽しい……とは、なんでしょうか?」

[メイン] 篠原美優 : 「おーっと、かなりストレートだな……」

[メイン] 篠原美優 : 「まあ、普通の人が好きな事は大体かな。三大欲求ばんざーい!!」

[メイン] ミヤコ : 「………………。」

[メイン] 篠原美優 : なにせ、正真正銘の俗人の自信がある
少なくとも仙人にはなれぬだろう、と覚悟はしている なる気だった事はない

[メイン] 篠原美優 : 「ま、また冷たい目が襲い掛かる……ウサギちゃんも似たようなもんじゃないのかよぉ〜!」

[メイン] ミヤコ : 「なっ……ち、違いますよ……破廉恥な……」
「まったく……度し難いです……」

[メイン] 篠原美優 : 「度し難いって〜……ウサギちゃんも年頃だろ〜?」

[メイン] 篠原美優 : 「それこそ悶々とする事はあたしより多そうだし〜」

[メイン] ミヤコ : 「……………………。……そっ、そういったことを聞きに来たわけではありません……!」

[メイン] 篠原美優 : 「って言っても、あたしを学ぶとなると欲望とは激突不可避だぜ〜?」

[メイン] 篠原美優 : なにせ、人間にとっての大概の自由さなんざ欲望の解放と等しいわけでもあるし

[メイン] 篠原美優 : 「んまー、子供? には早い話もあるしね!」

[メイン] 篠原美優 : 「ウサギちゃんの年齢制限は守らないとだね〜」

[メイン] ミヤコ : 「こっ……!?……だから、子供扱いは……!!」
言ってから、はっ……と口をつぐむ。

[メイン] 篠原美優 : 「……子供扱い、しなくてもいいのかな?」

[メイン] ミヤコ : 「〜〜〜……!!」

[メイン] 篠原美優 : ニヤリ、と口端を吊り上げ

[メイン] 篠原美優 : 「…くくっ、あっはっはっは!せめて、お酒を飲める様になってから、大人扱いは求めたまえ!」

[メイン] 篠原美優 : そう言って、拉致される前へ取り出した発泡酒を飲み下した
流石に、このフィールドでバフがないのはキツい…!

[メイン] 篠原美優 : マウントついでに、精神を高揚させる
うん、このテンションならまかり間違わない

[メイン] ミヤコ : 「うぅ……」
少し涙目になりながら

[メイン] ミヤコ : 「……大人になれば、わかるでしょうか?……楽しいこと、どうすれば楽しくなれるか……」
置かれた発泡酒の缶を眺めながら

[メイン] 篠原美優 : 「んまー、場合によるかな〜」

[メイン] 篠原美優 : よし、世界も回ってきた。これで安心だ
うん、安心?何か悪手を取ったような……

[メイン] 篠原美優 : そのまま缶を置き去りに、冷蔵庫へと向かった

[メイン] ミヤコ : 「…………美優さん?」

[メイン] 篠原美優 : 「んー、まあ、お代わりが目当て!」

[メイン] 篠原美優 : 胡乱な声で、そのまま追加を取りに向かった様だ。癖が悪い

[メイン] 篠原美優 : 「よしっと……」

[メイン] ミヤコ : ……なんというか、さっきの質問ですが……美優さんのように暴れたい、は選択肢から消していい気がしてきましたね。

[メイン] 篠原美優 : 「お待たせ〜!」
色とりどりの缶を持ち、随分と機嫌良さげに戻ってくる

[メイン] ミヤコ : 「………………。」
冷たい目を通り越して、少し呆れている。

[メイン] ミヤコ : 「…………どれだけ飲むんですか……」

[メイン] 篠原美優 : 「もちろんジュースもあるって!……たぶん」

[メイン] 篠原美優 : 最後の方で声が消えかけたが、気にしない方向で走る事にした ラベルさえよく読めば大丈夫だろう

[メイン] 篠原美優 : 「んで……えーっと……」

[メイン] 篠原美優 : 「ウサギちゃんはおしゃれがしたいんだっけ?」

[メイン] ミヤコ : 「ふぇ」

[メイン] ミヤコ : ……一言も言ってませんが。
……でもまあ、さっきの欲望がどうとか……よりはマシなので、黙っておきます。

[メイン] 篠原美優 : 「よーし、そうなら話が早い! あたしが色々な事情もあって溜め込んだ服を解放してあげよう!」

[メイン] 篠原美優 : サイズが合わないだろう、理性が叫んだ
本能が言った、面白そうだからこのまま
脳みそは酔っ払ってどっちも聞いてない

[メイン] ミヤコ : 「え?」

[メイン] 篠原美優 : と、指令通りに足はロッカーへと走り
多量の衣服を抱えて来た

[メイン] 篠原美優 : 「さあ、着ちゃって!」

[メイン] ミヤコ : 「……。……えっと……」

[メイン] 篠原美優 : 「……?」

[メイン] 篠原美優 : 「ああ、着たままじゃ着れないって言いたいの?」

[メイン] 篠原美優 : 真面目そうな顔で、美優が口に出した言葉は、明らかにトチ狂っている

[メイン] ミヤコ : 「……!!?……い、いや……そういうわけ……じゃ……」

[メイン] 篠原美優 : 「あっはっはっは!」

[メイン] 篠原美優 : 笑いながら近づき、そのままミヤコの服に手を伸ばす

[メイン] 篠原美優 : 「暴れないでね、破けるかもだからさ」

[メイン] ミヤコ : 「………………っ」

[メイン] 篠原美優 : そのまま、様子も構わず。服を剥ぎ取った

[メイン] 篠原美優 : 「よしよし……大人しくしててね〜」

[メイン] ミヤコ : 「………………。」

[メイン] ミヤコ : ……ただ、美優の方を見極めるようにじっと見る。

[メイン] 篠原美優 : 「…………?」

[メイン] 篠原美優 : ジーっと、見返し続ける

[メイン] 篠原美優 : 何か、おかしな事は起こっているだろうか

[メイン] 篠原美優 : まず、おしゃれをする事になった
うん
そして、服を着せる事になった
うん
今は、服を脱がそうとしている

[メイン] 篠原美優 : …………はい?

[メイン] 篠原美優 : 「ねえ、ミヤコちゃん……もしかしてさ」

[メイン] 篠原美優 : 「今、とんでもない事してない?」

[メイン] ミヤコ : 「………………。」

[メイン] 篠原美優 : 頭からアルコールが叩き出され
理性が“だから言った”と怒鳴りたて

[メイン] ミヤコ : 「…………美優さんが楽しいのであれば、構いませんが。」
こちらも少し冷めてしまったような調子になる。

[メイン] 篠原美優 : 速やかに最適解を叩き出し、ベッドの上で土下座を敢行した

[メイン] 篠原美優 : 「すみません……色々と含めて…!」

[メイン] 篠原美優 : 大人の面目とかがマウントとった数百倍でたたきき割れた気がする
大人と子供っつーか畜生と人間くらいの差が開いた気がする

[メイン] ミヤコ : 「…………。……あ、ええと……いえ、そこまでしなくても……」

[メイン] ミヤコ : 元の衣服に袖を通し、少しずつ調子が戻る。

[メイン] 篠原美優 : 「いや……さ、流石に酔った挙句に、脱がすって一面飾っても文句言えないからさ……」

[メイン] 篠原美優 : 挙句、記憶が言うにはオシャレはおそらく……ああ、うん。今だけは考えないようにしよう
さもないと窓ガラスと一緒に地に舞いたくなってくる

[メイン] ミヤコ : 「…………。……まあ、少し不本意なところがなかった……と言えば嘘になりますが……もともと、お願いしたのは私なので」

[メイン] ミヤコ : 「…………それに……止めてくれましたし、一応」

[メイン] 篠原美優 : 「止めた、というか止まらないと行けないパート過ぎてたというか……」
おずおずと土下座から正座に戻る

[メイン] 篠原美優 : うん、酒に逃げるのは辞めよう。絶対
碌でもない結果しか待ってない事が、よーくわかった

[メイン] ミヤコ : 「………………。……その」
言葉を選ぶように、考えを巡らせながら。

[メイン] ミヤコ : 「…………正直に言えば……少し、怖かったんです。」

[メイン] ミヤコ : 「…………前々から知っていたとはいえ、こうしてお話するのは……数時間前が初めてでしたから。」
「……まだ、見定めきれていない……のだと、思います。……美優さんを信頼してもいいのか、受け入れてしまってもいいのか」

[メイン] ミヤコ : 「……だから……その、教えてください、とは……言いましたが。」
「……やっぱり、これから……少しずつ、教えてください。時間をかけて」

[メイン] 篠原美優 : うん、完敗だ。いろんなハードルを酒にかまけようとした人畜生とは格が違う

[メイン] 篠原美優 : これから、一生頭を上げられない相手が出来たことを認識しつつ……

[メイン] 篠原美優 : このまま気まずい雰囲気で終わらせるとなると、もう一度引っ越した後戸籍を抹消したくてたまらなくなる事は明らか……なので

[メイン] 篠原美優 : 「残念ながら、今日改めて、あたしが大人未満改めて、人未満な事を確認できちゃったし……うん、教えられる事とかあんの?と思えて来たけど」

[メイン] 篠原美優 : 「まだ一つはあるかな…多分」

[メイン] ミヤコ : 「……なんでしょうか」
ぱちぱちと瞬きをしながら言葉を待つ。

[メイン] 篠原美優 : 「ん〜……今のところは」

[メイン] 篠原美優 : コレだけかな。と、VR空間への改良型チケット

[メイン] 篠原美優 : アミュスフィアを取り出した

[メイン] ミヤコ : 「……!」

[メイン] 篠原美優 :  

[メイン] フカ次郎 : 「さあ!やって来たぜGGO!ここは滅んだ地球の成れの果て!」
人類に見捨てられた廃星、それがこの世界の地球だ

[メイン] フカ次郎 : 「そんな所でお宝を漁るアホどもは、みんな揃って旧時代の武器でかまし合い! 赤いラインに全てをかけて!」
弾道予測線、ゲームシステム上の射撃補助システムが、トリガーに置いた指と共に起動して

[メイン] フカ次郎 : 「さあ、準備いいかよ!」

[メイン] フカ次郎 : 「ぴょん子!」

[メイン] ミヤコ : 「……オールグリーン、問題ありません……フカ次郎」
少し恥ずかしげに

[メイン] フカ次郎 : 「ふふーん、散々恥ずかしい所は見せたが、こっちなら教えられる事もあんだろ!」

[メイン] フカ次郎 : とはいえ、ゲームシステムに助けられたやり方が得意なので彼女の領分の糧になるかは怪しいが…

[メイン] フカ次郎 : 「ま、常人よりちょっと上くらいの動きの参考にはなんだろう!」

[メイン] フカ次郎 : 後は、両手の6連装のGLからの逃げ方とか
リアル志向のこのゲーム、多少は役に立つだろう

[メイン] ミヤコ : ……彼女のランクと比較される常人のハードルが可哀想ですが。
……もとより、こんな近くであの動きを目に焼き付けられることなんて……そうそうありませんから。

[メイン] フカ次郎 : 「んじゃ、訓練開始だ! 明日の寝不足は気合いで耐えろよ〜!!!」

[メイン] フカ次郎 : そういうと、右太、左子と名付けたGLを構えた

[メイン] ミヤコ : 「ふふ、ウサギは寝不足には慣れてるんですよ。何せ、元から目が真っ赤ですから」

[メイン] フカ次郎 : 上手いこと言うな〜、なんて溢してみれば
ゲームの始まりのカウントダウンが始まった

[メイン] ミヤコ : 負けじと愛用のRABBIT-31式短機関銃を構え。

[メイン] ミヤコ : すぅ、と一呼吸。
ここから先は、荒れ狂う迎撃戦も……チグハグで奇妙、それでいてどこかワクワクするようなこの関係も──

[メイン] ミヤコ :

[メイン] ミヤコ : ──24時間、休まることがないのだから。

[メイン] ミヤコ :

[メイン] GM :

[メイン] GM :

[メイン] GM : 宴だァあああ〜〜〜!!!

[メイン] フカ次郎 : 宴だオラ〜〜!!!!!

[メイン] ミヤコ : 宴ですよ……!!!

[メイン] GM : 長時間ご苦労シャン!